2025.12.05
残念ながら、部分痩せダイエットはできません!
2025.12.05UP
12月に入り、雪が降り始めました
インフルエンザ等も増えていますので、お気を付けください!
こんにちは、健康応援トレーナーの山谷みきおです
目次
残念ながら、部分痩せはできません!
今日は、多くの人が密かに信じてしまっている「痩せ方の勘違い」について、はっきりお伝えしたいと思います。
最近、YouTubeやTikTokを見ていると、ダイエット関連ではこんなタイトルが毎日のように流れてきます。
- 「1分やるだけでお腹の脂肪が落ちます!」
- 「ここを揉むとウエストが激減!」
- 「寝る前にこれだけで下腹ぺったんこ!」
いやいや……そんな魔法みたいな話があったら、みんなモデル体型です。
結論から言うと、残念ながら“部分痩せ”はできません。

これは私の意見ではなく、世界中の論文で何度も検証され、科学的に示されている事実です。
「腹筋したらお腹の脂肪だけ落ちる」
「二の腕を揉めば細くなる」
そんなことは起こりません。
脂肪というのは、身体がエネルギー不足になったときに全身からバランスよく減る仕組みです。
お腹だけ、太ももだけ、二の腕だけ……なんて、都合のいい落ち方はしないのです。
■腹筋しても“お腹の脂肪”は落ちない
よくある勘違いがこちら。
「腹筋すればお腹が凹むんですよね?」という質問。
正しくは、
腹筋=お腹の筋肉が強くなるだけ
ということです。
確かに筋肉がつけば姿勢が改善し、お腹が多少スッキリ見えることはあります。しかし、脂肪は運動部位を選んで落ちるわけではありません。
脂肪を落とすには――
消費カロリー > 摂取カロリー
という状態を少しずつ積み重ねるしかないんですね。
■ではどうやって痩せるのが正しいの?
ここが本題です。
部分痩せはできませんが、全体の体脂肪を落とす方法は確立されています。
① 中強度の運動を継続する
ウォーキング、軽いジョギング、バイクなど。
息が軽く弾む程度の運動を20〜40分継続することで、
全身の脂肪がエネルギーとして使われやすくなります。
厚生労働省が2023年から
「歩く+筋トレ」 を推奨しているのはこのためです。
② 筋トレで“痩せやすい体”を作る
筋肉はエネルギーを消費する“エンジン”。
筋肉が多いほど、基礎代謝が上がり、同じ生活でも太りにくくなります。
筋トレは部分痩せにはならなくても、
確実に脂肪を落としやすい身体に変えてくれる最強の投資です。
③ 食事で余計な脂肪が増えないよう調整する
部分痩せができないのは、脂肪が“栄養の貯金”だからです。
食べすぎれば増え、エネルギー不足になれば減ります。
特に大切なのは
タンパク質をしっかり摂ること。
不足すると筋肉が落ち、結果的に脂肪が燃えにくくなります。
■「揉めば落ちる」は気分がスッキリするだけ
SNSではいまだに「揉めば痩せる!」という情報が流れていますが、
あれはむくみが少し取れたり、血流が良くなったりして一時的に細く見えるだけです。
脂肪は揉んでも減りません。
もし揉んで減るなら、私たちトレーナーは毎日お腹を揉んで完璧なボディで過ごしています(笑)
■結論:部分痩せはできない。でも「理想の体」には確実に近づける
もう一度言います。
部分痩せはできません。
でも――
全身の脂肪を減らしていけば、お腹も、太ももも、二の腕も必ず細くなる。
そのためには、
- 中強度の運動
- 適切な筋トレ
- バランスの良い食事
この3つを淡々と積み重ねるだけでダイエットできます。
SNSの「1分で痩せる!」という魔法は存在しませんが、
正しい方法なら確実に身体は変わります。
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正しい知識で、確実に身体を変えていきましょう!
考えていても痩せられません!行動が一番!今が一番若い日です!
さぁ、山谷みきおに相談だ~